月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年3月7日(木)

創世記35章 罪の告白と赦しの宣言

「わたしは全能の神である。
産めよ、増えよ。
あなたから
一つの国民、いや多くの国民の群れが起こり、
あなたの腰から王たちが出る。
わたしは、アブラハムとイサクに与えた土地を、
あなたに与える。また、あなたに続く子孫にこの土地を与える。」(創世記35:11-12)

 ディナの悲劇のあと、神はヤコブに現れ「ベテルに上れ、そこに住め、神のために祭壇を築け」と仰せになります。しかしヤコブは一行の霊的汚れを清めてからでなければ、神の家に入ることはできないと分かっていました。彼は家族と仲間全員に「身に着けている外国の神々を取り去れ、身を清めて衣服を着替えよ」と命じます。これに服従したヤコブ一行を、主なる神は清めてくださいました。周囲の町々を恐れさせて、一行の歩みをベテルまで導いてくださったのです。

 人間の策略によって、神の祝福を奪い取ることはできません。個人の欲求や信念によって、命の契約を受け継ぐこともできません。ただ神の永遠の御計画のみが成就するのです。その真実を受け止め、偶像を捨てさせていただいたヤコブ一行は、神の家(ベテル)に入ることができるよう導かれ、神の顔(ペヌエル)を拝する者とされたのです。

 私たちも、罪の告白という関門をくぐる度に、赦しの宣言という天の門へと導かれて、主イエスの御顔を拝する者とされます。

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