月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年3月28日(木)

マタイ25章 この最も小さい者への業

「そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』」(マタイ25:40)

 「人の子」イエスは再臨と最後の審判についても明言されます。そのときすべての人間は、永遠の「命か罰(死)」に定められます。何がその分かれ道になるのでしょうか。それはキリストに対する信仰です。

 その信仰はキリストの模範に倣う愛の行いにおいて証されます。まことの愛は報酬を求めず相手を選びません。弱者を切り捨てるようなことは決してありません。いつの時代でも助けを必要としている人々は大勢いますが、特に迫害の時代に起こるのは信仰ゆえの差別と排除そして困窮です。実際のところ初期のキリスト者の多くが貧しく厳しい生活を余儀なくされ、また投獄される者もいました。そのような状況下では助けの手を差し伸べることは本当に愛と勇気が要ることでした。主イエスは「この最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなの」だと、正しく評価をされ、身に余る報いを豊かに与えてくださいます。

 教会は救いの福音を語るだけでなく、その恵みと豊かさを愛の業において力強く証ししていきます。

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