月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月25日(木)

エゼキエル11章 新しい霊による新たな出発

「わたしは彼らに一つの心を与え、彼らの中に新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を除き、肉の心を与える。彼らがわたしの掟に従って歩み、わたしの法を守り行うためである。こうして、彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。」(エゼキエル11:19-20)

 8章から始まった裁きと救いの宣告が交差するエゼキエルの幻は、11章で終わります。歴史に学ばず、神の教えに耳を傾けない人々(1、2節)には厳しい裁きがあります(8、9、13節)。

 しかし神は、イスラエルの民を決してお見捨てになりません。神は散らされた捕囚の民と共に歩んでくださいました(16節)。その上で、「あなたがたを、国々の民のうちから集め…イスラエルの地をあなたがたに与える」と約束されます(新改訳17節)。

 この新天地入植の保証として、神は残りの民に「新しい霊」を与えます(19節)。それは命令されて、嫌々ながらやる、という生来の固い石の心ではなく、進んで神の御旨に従いたいとの御霊が与える柔らかな「肉の心」です(19節)。

 この新しい心(信じる心)によって、キリストこそが私たちの罪を赦し、人生を守り導く唯一の主であることを知ります。不透明で不安の多い人生にあっても、神による平安と祝福の日々を確信し、喜んで生きられるのです。

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