月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月26日(金)

1コリント8章 弱く、小さな者をもお見捨てにならないお方

その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです。(1コリント8:11)

 偶像と崇められている神は、そもそも存在しません。ですから、偶像に供えられたものは、汚れているのではありません。

 しかし、そうは言うものの、かつては偶像世界に生きてきた人々の中には、それは汚れたものであると思う者もいるのです。そのような人々に無理強いして、それらを食べさせるならば、彼らはやましいと思いながら食するので、罪を犯すことに繋がってしまいます。このようなことで、弱い兄弟をつまずかせることは最も大きな罪となってしまいます。何故なら、それは、兄弟をつまずかせるだけでなく、キリストにも罪を犯すことになるからです(12節)。

 飲み食いは、信仰の本質とは相容れないものです。私たちはキリストの愛を持って他者を思いやることがなければなりません。キリストは、一人ひとりの弱さ、特に私たちの中の小さな者たちの弱さを思いやることができるお方です。ですから私たちは、この愛に貫かれて他者への配慮をすることによって、キリストに似た者とされていくのです。

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