月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月28日(日)

詩編15編 とこしえに揺らぐことのない人とは

心には真実の言葉があり、
舌には中傷をもたない人。
友に災いをもたらさず、親しい人を嘲らない人。
主の目にかなわないものは退け
主を畏れる人を尊び、
悪事をしないとの誓いを守る人。
…これらのことを守る人はとこしえに揺らぐことがないでしょう。(詩編15:2-5)

 どのような人が主の幕屋に宿り、聖なる山に住むことができるのか。これは、主に喜ばれ、主を礼拝し、共に住むことを許されているのはどういう人か、という問いです。

 その人は、2節以下の、隣人を愛し、主を畏れ、主の目に適うことだけを行う人です。犠牲の献げ物よりも、心から主に従うことが求められているのです。それは決して形式的なものではなく、隣人に対しても、主に対しても、心からの真実が求められています。

 私たちは作者と共にこの真剣な問いを受け止めねばなりません。しかし同時に私たちは自分が罪人であり、主の憐れみと罪の赦しを必要としていることを知っています。そしてそのためには私たちの罪の贖い主がどうしても必要なのです。

 私たちのために完全な道を歩まれた贖い主キリストがおられます。こうして罪の赦しにあずかった者は、とこしえに揺らぐことなく、主と共に住まわせていただけます。そして、この世にあっては主に従う真実な道を歩むようにと召し出されているのです。

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