月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月10日(金)

1コリント13章 神の愛は永遠です

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。(1コリント13:13)

 人間の愛は、生まれながらにして自己中心的です。ですから自分を愛し、好意を持っている人ならば愛することができますが、自分に迷惑をかけたり、害を与えたりする者を、赦すことも、ましてや愛することなどはとても難しいのです。

 しかし、かつては自己中心的に生き、神に敵対し続けてきた、愛される値打ちのないあなたやわたしのために、キリストは黙って十字架上で命を捨ててくださったのです。ヨハネの手紙一には「イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました」(3章16節)とあります。「そのことによって」とは、「その事実によって」ということです。神の愛は、キリストが十字架の上で私たちの罪の贖いのために命を捨てられた事実を意味します。まさに、神の愛は命がけの愛でした。

 しかも、「わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し」(エレ31章3節)とあります。「愛の讃歌」と呼ばれるこの13章はこの永遠の神の愛を称えています。

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