月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月12日(日)

詩編17編 瞳のように私を守ってください

慈しみの御業を示してください。
あなたを避けどころとする人を
立ち向かう者から
右の御手をもって救ってください。
瞳のようにわたしを守り
あなたの翼の陰に隠してください。(詩編17:7-8)

 神は霊なるお方です。パウロは、「近寄り難い光の中に住まわれる方、だれ一人見たことがなく、見ることのできない方です」と書きました(1テモ6章16節)。

 聖書は、神がどのようなお方であるかを描き出すのに、人間の体の部分を用いて表現しています。今日の聖句では「右の御手」と「瞳」があり、この詩全体ではさらに多くの譬えがあります。「右の御手」は、神の力強さを示します。

 今回は「瞳」のように私たちを守ってくださる、という点に注目しましょう。これは実に詩的な表現です。瞳は私たちの体の中で、とても大切なものであると同時に、大変敏感で弱いものでもあります。目に小さなごみが入っただけで、私たちは他のことができなくなってしまいます。

 そのような弱さを持つけれども、とても大事なものである瞳のように、主が私たちをお守りくださいます。主の力強さだけでなく、実に細やかな慈しみ深さが示されています。まぶたが瞳を守っているように、苦しみの中でも神が自分を救ってくださいと、私たちは祈ることができるのです。

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