月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月21日(火)

エゼキエル24章 悲しみの中にあっても

「人の子よ、わたしはあなたの目の喜びを、一撃をもってあなたから取り去る。あなたは嘆いてはならない。泣いてはならない。涙を流してはならない。」(エゼキエル24:16)

 主はバビロンがエルサレムを攻めることをエゼキエルに告げました。この厳しい預言にとどまらず、主は「わたしはあなたの目の喜びを、一撃をもってあなたから取り去る」と語り、そのとおりに妻の命を取り去ったのでした。しかも、「嘆いてはならない。泣いてはならない。涙を流してはならない」と、喪に服すことさえしてはならないと命じられたのです。何と厳しいことでしょうか。

 それは家族を亡くしても悲しみに浸ることができないほど、厳しいことが起こるという預言でした。それが、神殿が倒れるということによって示されます。それにしても、どうしてエゼキエルのような信仰者から愛する人が取り去られなければならないのでしょうか。

 その答えは私たちのうちにはありません。ただ、はっきりしていることは、主が耐えられる信仰を備えてくださっているということです。そして、愛するひとり子を犠牲としてまで私たちを愛してくださったお方が、この痛みを慰めてくださらないはずはありません。

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