月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月23日(木)

ヤコブ1章 御言葉を受け入れよ

だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。(ヤコブ1:21)

 私たちにとって、日々、肉体の糧が不可欠なように、心と魂にも糧が必要です。それが神の言葉です。聖霊は、神の言葉である聖書を通して、特に御言葉の説教を通して、救いの言葉を、私たちの心に語られます。御言葉が語られるとき、聖霊が共に働いて、私たちの心の土壌に御言葉の種を蒔いてくださるのです。

 イエスの「種を蒔く人のたとえ」のとおり、同じ御言葉の種であっても蒔かれた土地によって違いが出ます。種が芽吹き、よく育つためには、雑草や石を取り除き、よく耕さなければなりません。

 御言葉の種の芽吹きを妨げるものを、ヤコブは私たちの心にある「あらゆる汚れやあふれるほどの悪」だと言います。自分自身の中にある自我、欲望、偏見、それらのものを「素直に捨て去り」、心をまっさらにして御言葉を受け入れるとき、御言葉はしっかりと芽吹き、心に蓄えられます。やがて、その御言葉がその人の魂に救いを得させるだけでなく、新しい生き方へと導き、成長させてくださいます。

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