月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月2日(日)

詩編19編 主の律法は魂を生き返らせる

主の律法は完全で、魂を生き返らせ
主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。
主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え
主の戒めは清らかで、目に光を与える。(詩編19:8-9)

 律法、定め、命令、戒め、という言葉は、神が私たちに求めておられることの全体を示しています。それらをひっくるめて「律法」ということもあります。

 私たちは、法とか規則と聞くと、それがどうしても守らなければならないものであり、破れば罰則がある、という堅苦しい印象を持ってしまいます。たとえば十戒を見ると、何々してはならない、という戒めが殆どです。偶像をつくってはならない、殺すな、盗むな、などです。

 しかし、詩人の気持ちは、どうやらそのような印象とは別物に見えます。主の律法や定めなどは、それ自体がとても喜ばしいものであり、私たちをいきいきと生かすものとして、詩人は受け止めています。

 神である主は、私たちの魂を生かし、喜びを与えたいと願っておられます。律法には、この主の御心が込められています。主に背を向けたままでは、真の喜びはありません。しかし主の律法や戒めに聞きつつ生きるなら、主の真実に触れ、主に従うことこそ真の幸いだと悟らされます。

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