月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月5日(水)

エゼキエル32章 神に立ち帰る

「まことに、わたしは生ける者の地に
恐れを置いた。
ファラオとそのすべての軍勢は
割礼のない者の間に
剣で殺された者と共に横たわる」と
主なる神は言われる。(エゼキエル32:32)

 まことに、主なる神は、生ける者の地に大きな恐れを置かれました。17節からは、エジプトだけではなく、アッシリア、エラムなど、かつて力を誇った国々の滅びが預言されます。主なる神は、世の力を弱め、それらを打ち砕かれます。

 しかし神は、ご自分を知らないままで、ただ自分たちの驕りと高ぶりの中で滅びゆくエジプトを深く悲しまれます。だからこそ神は、預言者に嘆きの歌を歌うことや、エジプトのために泣き悲しむようにとお命じになるのです(18節)。

 神は、ただ機械的に裁きを行われたり、滅びを宣告されるのではありません。神は、人間の不信仰を悲しまれ、私たちを探し、あなたと呼びかけ、ご自分が主であることを知るようにと求めておられます。

 罪人である人間は、陰府に下る滅ぶべき者です。しかし、神はその中で、真実に神を知る道を絶えず備えてくださいます。私たちのすべての罪を担い、陰府に下ってくださったイエス・キリストを通して、私たちにはいつも神に立ち帰る道が備えられているのです。

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