月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月6日(木)

2テモテ1章 力と愛と思慮分別の霊

わたしが手を置いたことによってあなたに与えられている神の賜物を、再び燃え立たせるように勧めます。神はおくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。(2テモテ1:6-7)

 わたしは臆病者です。何か試練や問題に直面するとすぐにビクビクし、圧倒されそうになります。気が弱く、すぐに物怖じしてしまう性格です。失敗しては落胆し、卑屈になってしまうこともあります。みなさまはいかがしょうか。

 しかしこのようなわたしを含め、私たちは立ち上がることができます。神が聖霊によって生かしてくださったからです。生きて働かれる聖霊は、「力」「愛」「思慮分別」の賜物を私たちに備えてくださいました。

 「力」は、恵みによって与えられるエネルギーであって、愛と思慮分別とによって方向付けられます。「愛」を欠くと、「力」は危険です。「愛」は、力がなくては伝えることができません。しかし力があっても、「思慮分別」を欠いた「愛」は放縦であり、自己中心的になりがちです。

 神は、「力」「愛」「思慮分別」の三つの賜物のハーモニーを私たちのうちに育んでくださっています。困難を思い描き、恐れる私たちを大胆に歩む者とならせてくださいました。主に信頼して、霊において歩みましょう。

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