月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月30日(日)

詩編23編 主はわたしの羊飼い

主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
魂を生き返らせてくださる。
主は御名にふさわしく
わたしを正しい道に導かれる。(詩編23:1-3)

 主と私たちの関係は、しばしば羊飼いと羊にたとえられます。私たちにとっては、主イエスこそまことに力強く羊を守り、救い、決して見捨てない羊飼いです。

 ところが、まことの羊飼いがいても、羊が命の危険にさらされているような状況に置かれることはあるのです(4節)。何の恐れも試練も起こらないのではなく、それらがあったとしても羊飼いなる主が共におられ、鞭と杖をもって力づけてくださいます。

 旧約時代の民は、今の私たちよりも身近なところでは、はるかに死の危険にさらされていたはずです。旅する時には盗賊や獣に襲われる危険やけがなどの恐れがありました。それでも、災いを恐れない、と彼らは言えたのです。

 今の時代は昔にはなかった別の脅威が私たちを不安にさせています。しかし、どのような時代であっても、魂を生き返らせる力を持つまことの羊飼いに依り頼む信仰を持ち続けましょう。主イエスという羊飼いは、私たちを主の家、天の御国にまで確かに至らせてくださるお方だからです。

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