月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年8月6日(火)

士師6章 あなたのその力をもって行くがよい

主は彼の方を向いて言われた。「あなたのその力をもって行くがよい。あなたはイスラエルをミディアン人の手から救い出すことができる。わたしがあなたを遣わすのではないか」(士師6:14)

 イスラエルをミディアン人の手から救い出すためにギデオンを遣わそうとしています。しかし、ギデオンは神の召しにすぐ応えません。「どうすればイスラエルを救うことができましょう。わたしの一族はマナセの中でも最も貧弱なものです。それに、わたしは家族の中でいちばん年下の者です」と、自分の弱さを訴えて、自分にはイスラエルを救うような力がないことを主張します(15節)。

 しかし、神は、自分の弱さを主張して神の召しに応えないギデオンを力づける言葉をおっしゃいます。神はこれほど弱いギデオンを、「勇者よ」と呼びました(12節)。あなたはその力をもって行くがよい、あなたには力がある、ミディアン人の手から救い出すことができる、と神はおっしゃいます。

 本当にギデオンにはイスラエルを救うような力はないかもしれません。けれども、神が遣わす者に、神は力と能力を与えてくださいます。主は私を遣わそうとしているのに、ためらっているのではないでしょうか。神の召しに応え、神からいただいた力をもって進み出ましょう。

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