月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月12日(木)

2コリント5章 キリストの願い

神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。(2コリント5:20)

 私たちは信仰生活というと、何かを願う生活であると思っているところがあります。なるほど、確かに私たちはキリストの名によって神に願い求めることを教わり、そのようにします。しかし、信仰生活は、それだけではありません。私たちは何か願うだけではなく、実は願われている存在でもあります。20節で、パウロは「キリストに代わってお願いします」と言っています。そして、神との和解を勧めています。「キリストに代わって」と言うのはパウロはキリストの願いを知っていたということになります。キリストの願いがあるのです。

 私たちが心を向けるべきは、私たちが何を願うのかということだけではなく、キリストが私たちに何を願っておられるのかに心を向けることです。

 キリストの私たちへの願いは何でしょうか。それは神との和解です。私たちが神さまに罪を犯したのですから、本来、私たちの方が神との和解を懇願すべきかもしれません。しかし、そうではなくキリストがまず和解を切に願っていてくださるというのです。私たちはこのキリストの願いによって救われました。またこのキリストの願いを知るがゆえに、私たちも伝道に心を込めて励みます。

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