月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月13日(金)

2コリント6章 恵みの時を逃すな

神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。なぜなら、
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」
と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。(2コリント6:1-2)

 ある神学者が、自分の記した文章にこういう題をつけました。「時の贈り物」。ああ、とても素敵な題だと思い、とても心惹かれました。私たちは、神から「時」をプレゼントしていただいているというのです。

 今日の聖書の箇所でも「時」ということが強調されています。ここで使徒パウロは「神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません」と勧めています。その後すぐに旧約聖書のイザヤ書の言葉を引用して、「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」と宣言しています。神からいただいた恵みを無駄にするなとは、神の恵みの「時」を無駄にするなという意味です。

 主イエス・キリストが来られ、十字架につかれ、復活された今は、「恵みの時」、「救いの日」です。御言葉を聞いて、信じて、悔い改める者には誰にでも救いは開かれています。これこそまさに、時の贈り物です。

 けれども、この時の贈り物を本当に感謝し、重んじ、用いているでしょうか。私たちは皆、二度と帰らぬ時を過ごしています。これを逃したら、一生悔い改められないということもあります。だから、後回しにしないで今日、今という時に神に従うようにと私たちは呼びかけられています。

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