月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月18日(水)

ホセア6章 神が喜ぶのはいけにえではない

わたしが喜ぶのは
愛であっていけにえではなく
神を知ることであって
焼き尽くす献げ物ではない。(ホセア6:6)

 神は何を私たちに求めておられるのでしょうか。それは、神への愛と神を知ることです。神を知るとは、単に知識として知ることではなく、神との関係に生きることです。それがなければ、どんなにたくさん動物のいけにえを捧げても、神は喜ばれません。宗教的高揚を伴うような儀式によって、あるいは信心深い装いによって、神を満足させることはできません。神が私たちに求めておられるのは、神への全き献身であって犠牲ではないのです。

 犠牲を捧げるなどの宗教的祭儀は、本来、神を知るために与えられた旧約時代の恵みの手段です。しかし、それが本来の意味を離れて、神への誠実や真実からかけ離れてしまえば、どんなに儀式や犠牲に熱心であっても、それは神を喜ばすよりも怒らせることになります。

 私たちに第一に求められているのは、生ける神に対する真実です。神を畏れ、祈りつつ、その神の御前に真実に生きることです。それがなければ、すべての宗教的儀式は無意味だと言わなければなりません。

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