月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月22日(日)

箴言3 知恵とへりくだり

自分自身を知恵ある者と見るな。
主を畏れ、悪を避けよ。(箴言3:7)

 「自分自身を知恵ある者と見るな」とあります。自分に知恵があると思う者は、いつも自分の心の声に耳をそばだて、主の言葉を聴こうとしません。知恵の言葉を求める者は、自分に知恵がないことを認めている者です。

 また、3章では、2章に続き、「異邦の女」に頼るのではなく、「主を畏れ、悪を避けよ」と語られています。悪を避けるとは、「異邦の女」を警戒するだけでなく、自分自身を知恵ある者とみなす高慢さを退けることです。「異邦の女」は人を高慢にさせ、主の知恵(女性名詞)は、人を謙遜にさせます。

 主を畏れることこそ、知恵の初めです。主を畏れる出発点にあるのは、主なる神の前にへりくだる敬虔さです。「不遜な者を嘲り、へりくだる人に恵みを賜る」(34節)お方として主を知ることこそ知恵の初めです。

 そして、主を知る道の終着点にあるのも謙遜さです。「へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順」(フィリ2章8節)であることこそ、神の知恵です。ですから、「キリストは、わたしたちにとって神の知恵」です(1コリ1章30節)。

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