月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月26日(木)

ホセア11章 神の愛の決意

わたしは、もはや怒りに燃えることなく
エフライムを再び滅ぼすことはしない。
わたしは神であり、人間ではない。
お前たちのうちにあって聖なる者。
怒りをもって臨みはしない。(ホセア11:9)

 ホセア書11章は、旧約聖書の中で神の愛について語った最も美しい部分の一つだと言われます。

 主は「わたしは神であり、人間ではない」と言っておられます。人間同士の契約の場合、一方が契約を破れば、他方がそれに怒って契約を破棄するのは当然のことです。しかし神はそうではないのです。神はイスラエルが一方的に契約を破っても、裏切っても、人ではなく神であるがゆえに、イスラエルを愛し続けると言われます。イスラエルが契約を破っても、神はその契約を守り続けてくださいます。燃えるような愛をもって、イスラエルを愛してくださるのです。

 「怒りに燃えない」「再び滅ぼすことはしない」「怒りをもって臨みはしない」という三度の繰り返しは、神御自身の決意表明を表しています。御自身の民に対する愛の決意が表されています。この愛こそ、御子イエス・キリストを救い主として私たちのもとに送ってくださった神の愛だと言えます。神の愛の決意は、私たち一人一人に向けられているのです。

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