月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月3日(木)

2コリント12章 三度主に願い

この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。(2コリント12:8)

 12章もパウロの誇りが続きます。今度も自分の一番弱い点を取り出し、誇っています。それは、体のとげというものでした。この体のとげは明確には分かりませんが、伝道者パウロにとって致命的な弱点であったことは、間違いありません。そこでパウロは、それが治るように、必死に祈りました。三回とは、繰り返し祈りがなされたことを表しています。パウロ自身、このとげが福音宣教を妨げているのではないか、このとげがなければ福音宣教がより効果的になされるのではないかと思っていたことでしょう。

 これに対して神は、「力は弱さの中でこそ十分に発揮される」とパウロを慰めてくださいました(9節)。このとげがもたらす痛みは、反復的かつ継続的なものです。ですから、御言葉に励まされ、パウロは生涯この弱さを担って福音伝道に従事しました。

 私も幾度も自分の弱さを神に訴えずにはおられません。このような者ですが、福音宣教は一生を通して続ける私の献身です。御国の業は、私の弱さと共に、主イエスご自身によって十分に行われることを感謝し、希望をもって歩んでいます。

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