月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年11月18日(月)

出エジプト24章 神との会食

神はイスラエルの民の代表者たちに向かって手を伸ばされなかったので、彼らは神を見て、食べ、また飲んだ。(出エジプト24:11)

 シナイ契約の締結には動物の犠牲の血が流されました。血の半分は祭壇に、半分は民に振りかけられ、ここに犠牲の血によって結ばれた神と人との新たな契約関係が成立しました。この契約を通して、神に近づくことさえ許されなかった民が、神を見ながら食事を共にする祝福に与ったのです。会食は両者の間の関係の親密さを表すと共に、契約が確かに成立していることのしるしとして持たれる祝宴です。

 キリストが十字架の上で流してくださった血は、神と人間との間の新しい契約関係をもたらしました。この血によって私たちは、人間の血縁関係よりも遙かに強くキリストに結ばれる者とされています。

 私たちはこの恵みを、主の晩餐という形で喜び祝う者とされています。そこでイスラエルの民と同様、神を仰ぎ見ながら神との会食を楽しむのです。また主の晩餐が繰り返し守られることによって、神と私たちの間に確かに、またもはや失われることのない形で契約が成立していることをはっきりと示してくださるのです。

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