月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年11月25日(月)

出エジプト27章 ともし火としての役目

常夜灯は臨在の幕屋にある掟の箱を隔てる垂れ幕の手前に置き、アロンとその子らが、主の御前に、夕暮れから夜明けまで守る。(出エジプト27:21)

 至聖所には神の臨在を象徴する契約の箱や豪華な調度品が置かれ、内部にも美しい装飾が施されていました。しかし窓のない幕屋の内部は真っ暗です。そこで至聖所の内側には金の燭台、そして外側には常夜灯がそれぞれ設置され、暗闇の中で神の臨在の場所を照らしていました。

 同じように、罪という暗闇の中にいる限り、人は神を悟ることはできないのです。キリストは闇を照らす光としてこの世に来られました(ヨハ1章9節)。窓のない暗闇の中で神を仰ぎ見ることは、暗闇の中に輝くキリストの光を通してのみ可能です。キリストのみが神を指し示す唯一の道なのです。

 神はともし火を夜通し守る大切な務めを祭司たちに託されました。私たちも「暗い所に輝くともし火」(2ペト1章19節)である御言葉をかかげ、この世で生きるのです。

 真の夜明けである終末まで、ともし火の油は絶えず補給されなければなりません。聖霊こそ私たちが絶えず祈り求めなければならないともし火の油です。

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