月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年12月17日(火)

3ヨハネ 神を見て歩む

愛する者よ、悪いことではなく、善いことを見倣ってください。善を行う者は神に属する人であり、悪を行う者は、神を見たことのない人です。(3ヨハネ11)

 今日の聖句では、善を行うことを勧めています。

 善いことをするためには、見倣うということが必要です。なぜなら私たちを惑わす悪い模範があるからです。残念ながら、教会の中にも悪い模範はあります。

 この手紙では、おそらく教会の教師であったと思われるディオトレフェスという人が出てきます。彼は教会を自分の指導の下に置きたいと願い、自分の考えに合わない者を排除していたようです。

 そこにこの手紙を書いているヨハネは、デメトリオという人物を送ろうとします。彼は、「あらゆる人と真理そのものの証しがあります」(12節)と言われるほど、信頼のおける人物でした。ヨハネは、ディオトレフェスではなく、このデメトリオを見倣ってほしいと願って善を行うことを勧めたのでしょう。

 そして、「悪を行う者は、神を見たことのない人です」とヨハネは言います。言い換えれば、神を見たことがないから、悪を行うということです。

 私たちの周りに良き模範者はいるでしょうか。その人の奥に神を見て歩む歩みを今日も重ねていきましょう。

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