月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月17日(金)

ルカ9章 自己否定

それから、イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。(ルカ9:23-24)

 主イエスがここで求めておられるのは、自己否定ということです。自分を捨てるとはどういうことでしょうか。自分が消えてなくなってしまうということでしょうか。そうではありません。

 キリストにあって否定されるものとは何か。それは古い人です。罪と死の法則にからめ取られた生まれながらの人間です。

 キリストは私たちの身代わりとなって十字架に死んでくださいました。それゆえ私たちの罪は贖われ、私たちの罪の人は滅ぼされました。そしてキリストが3日目に死のただ中から復活されたことは、私たちが新しい人、もはや罪にも死にも支配されない祝福された人間とされていることの証明です。何と幸いなことでしょう。

 古い自分を捨てて、新しい自分を得る。これが自己否定ということの意味です。「自分を捨て」る恵みにあずかった者たちは、十字架の道を歩みます。なぜならば、十字架の主に従う道こそが、この世の目には愚かであっても、真理と命にいたる道であることを、開かれた目をもって確かめることをゆるされたからです。

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