月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月18日(土)

ルカ10章 礼拝と奉仕

主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」(ルカ10:41-42)

 主イエスは「必要なことはただ一つだけである」と仰せになって、マルタを戒められました。私たちは「必要なことはただ一つだけである」ことを知らなければなりません。すなわち主イエスのみもとに跪き、み言葉を聞くことです。教会の生命である礼拝です。

 ただし、ここで主イエスは決して奉仕することそのものを否定しておられるのではないでしょう。教会は聖霊に導かれつつ、現実に愛のわざに生きているのだからです。

 大切なのは、奉仕が礼拝から切り離されないということです。主イエスがマルタを戒められたのは、彼女の奉仕を御心に適ったものとしてととのえてくださるためでした。私たちが奉仕に生きる時、まずみ言葉に聞くことが求められます。主をあがめることと、主のわざに生きることはひとつです。礼拝から奉仕が生み出されていきます。

 その点で、マリアは決してただ聞くだけの人ではなかったでしょう。礼拝の、み言葉の喜びに押し出されて、彼女はおのずから愛のわざ、神と人とに仕えるわざへと召し出されていったはずです。

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