月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月21日(火)

レビ9章 神の栄光が現れる礼拝

モーセとアロンは臨在の幕屋に入った。彼らが出て来て民を祝福すると、主の栄光が民全員に現れた。そのとき主の御前から炎が出て、祭壇の上の焼き尽くす献げ物と脂肪とをなめ尽くした。これを見た民全員は喜びの声をあげ、ひれ伏した。(レビ9:23-24)

 祭司任職のための7日間の後、8日目にアロンらの手による最初の献げ物が執行されます。つまり、礼拝がアロンにより導かれたのです。

 主の栄光が現れ、主の御前から炎が出てなめ尽くしたという、恐るべき光景が記されています。この炎は、裁きの炎を民に思わせたのでしょうか。民の間に恐れのどよめきが満ちたでしょうか。しかし、聖書が記すのは、むしろ「喜びの声」があがったということです。

 ソロモンが建てた神殿の献堂式の際に(代下7章1節)、また、エリヤがバアルの預言者たちと対峙した時にも(王上18章38節)、同じことがありました。主は炎をもって力と臨在を示し、ご自分が重んじられるべき方であることを、自ら証ししてくださいます。こうして主の栄光を目の当たりにする時、人は、どれだけ苦悩に沈んでいようと、喜びの声をあげずにはいられなくなるのです。

 私たちも、罪の悔い改めと新しい献身を伴う心からの礼拝をなすならば、そこに主の栄光が現され、人知を超えた喜びが宿るでしょう。

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