月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月3日(月)

エズラ1章 神は世界の支配者

ペルシアの王キュロスの第1年のことである。主はかつてエレミヤの口によって約束されたことを成就するため、ペルシアの王キュロスの心を動かされた。(エズラ1:1)

 その昔、神はエレミヤを通して、バビロン捕囚の神の民に約束されました。70年経ったら連れ戻す(エレ29章10節)と。待つのが苦手なのは、今も昔も同じです。先輩の世代から神からの約束を聞いても、70年のことを忘れていたり、疑う人もいたでしょう。けれどもキュロス王の第一年に思いがけない布告が出されました。捕囚の民は神殿を再建するためエルサレムに上って行くがよい、と。夢を見ているかのような出来事です(詩126編1節)。どのようにして、このような新しい時代が来たのでしょうか。

 主は「約束されたことを成就するため、ペルシアの王キュロスの心を動かされ」ました。私たちは歴史の背後に神のご支配があることを覚えたいと思います。神はご計画を実現するために、異教の王の心をも動かされるのです。今日、世界の歴史の大きな変動の背後にも、活ける神のご支配があることを覚えましょう。神は、異教の王の心だけでなく、何よりも神の民の心を動かされて(5節)、約束を実現しようとされます。私たちも心を奮い立たせられて、神の御心の実現のために用いられたいと思います。

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