月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月10日(月)

エズラ5章 無くてはならない「命の言葉」

預言者ハガイとイドの子ゼカリヤが、…イスラエルの神の名によって預言したので、シェアルティエルの子ゼルバベルとヨツァダクの子イエシュアは立ち上がって、エルサレムの神殿建築を再開した。神の預言者たちも彼らと共にいて、助けてくれた。(エズラ5:1-2)

 私たちに無くてはならない物は何でしょうか。神の民は、分からず屋の反対が長く続く間に生活の重心が移動する誘惑がありました。神中心から自己中心への変化です。それにより目に見える身の回りの生活環境は立派になりました。同時に見えて来たのは霊的な貧しさです。神のことを後回しにさせよう、神の民を内部から崩壊させようとする悪しき力はいつの時代にも働きます。

 けれども神は、預言者ハガイやゼカリヤを遣わしてくださいました。きょうの御言葉は、真実に神の御心を語る説教者の存在と、御言葉の説教に耳を傾ける一人ひとりの存在を示しています。その時、神の民は立ち上がり、悔い改めて神殿再建へと向かいました。同時に反対者たちも立ち上がりましたが、妨害工作は失敗し、かえって未信者の心さえ動かすきっかけとなります。その理由は、神の目が長老たちの上に注がれていたからです(5節)。

 神の目は眺めるだけの目ではありません。「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる」(代下16章9節)。

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