月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月31日(月)

列王上5章 主の御名のための神殿

「ここに至ってわたしは、わたしの神、主の御名のために神殿を建てようと考えています。主が父ダビデに、『わたしがあなたに代えて王座につかせるあなたの子が、わたしの名のために家を建てる』と言われたからです。」(列王上5:19)

 神はソロモン王に「非常に豊かな知恵と洞察力と海辺の砂浜のような広い心」(9節)を授けられました。ソロモンはそれらによって国を正しく治め、その結果、イスラエルの国は繁栄しました。

 そのソロモン王が取りかかった新たな仕事が主の神殿の建築でした。この神殿の建築は、ソロモンの父であるダビデ王が生前に願っていたことでした。しかし、主なる神はその建築を息子のソロモンが行うようにと計画されました。ソロモンはその神の計画に従って、神殿の建築を始めたのです。

 この神殿は、何よりも「主の御名のために」建てられるものでした。それは主なる神の力と栄光とをあらわすために、神の民イスラエルが心から神に礼拝をささげることができるためのものということです。

 私たちの教会の会堂はどうでしょうか。人間の満足のためにではなく、主の御名のために用いられる教会堂、心からの礼拝を神にささげられる場所となっているでしょうか。私たちの教会をそのような場所とするのは、建物の立派さ、装飾の華麗さなどではありません。何よりも礼拝をささげる私たち自身の信仰なのです。

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