月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月12日(土)

エフェソ6章 御言葉を語る者のために祈ること

また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。(エフェソ6:19)

 きょうの聖句は、パウロ自身の祈祷課題です。「悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい」(11節)とエフェソの信徒たちに語るパウロも、戦いの中にあったようです。その武器は、霊の剣である神の言葉と祈りでした。

 御言葉の剣は、神の武具です。「適切」に使わなければ、打ち倒さなければならない悪魔の策略に嵌ってしまう危険さえあります。また、傷つけなくてもいい人を傷つけてしまう過ちがあるかもしれません。

 そうした戦いは、決して一人で戦いきれるものではありません。この手紙でパウロが教会について語り続けているのは、その同志である信徒を励ますと同時に、自らも彼らの祈りによって立ち上がることができるためです。

 福音の神秘を大胆に示すために「適切な言葉」を用いて話すことができるのは、パウロ一人の事柄ではありません。教会の命にかかわる大切な事柄です。

 教会が「適切な言葉」を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、特に御言葉を語る者のために祈りましょう。

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