月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月21日(月)

列王上17章 私たちを養う主の言葉

また主の言葉がエリヤに臨んだ。「立ってシドンのサレプタに行き、そこに住め。わたしは一人のやもめに命じて、そこであなたを養わせる。」(列王上17:8-9)

 主の言葉に聞き従うことは、私たちが抱いている常識を捨てることでもあります。主がここで預言者エリヤに命じられた言葉も、人間の思いからすれば信じがたいことばかりでした。

 干ばつによる飢饉の中にあったとき、カラスが、また、貧しいやもめが、あなたを養うのだと、主はおっしゃったのです。それらのどこに命を養う力があるのだろうかと疑う人も多いことでしょう。けれども、エリヤは人間の思いではなく、主が語られる言葉に従いました。そして、事実、そのとおりのことが起こりました。

 また、主の言葉に従う歩みの中には、試練が伴うことがあります。この後、やもめの息子は病のために死んでしまいます。やもめはなぜこのような悲しみを与えるのかと、エリヤを激しく非難するより他ありませんでした。

 しかし、主はエリヤの祈りに応え、息子を生き返らせてくださいました。命を脅かす死の力が絶対なのではありません。死に勝利された主の言葉こそ真実なのです。私たちの命の喜びがここにあります。

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