クリスマスの度にこの御言葉を思い出す方は、たくさんおられると思います。しかし、この御言葉が語られた時代の現実は、5節にあるように「彼らは剣をもってアッシリアの国を、抜き身の剣をもってニムロドの国を牧す。アッシリアが我々の国土を襲い、我々の領土を踏みにじろうとしても、彼らが我々を救ってくれる」というような状況にありました。南ユダが諸外国の侵入によって、包囲される時代がくる、それに怯えながら生きなければならないような日々でした。しかし、そのような現実の中で、ミカは、上記の預言をしているのです。エフラタのベツレヘムよ
お前はユダの氏族の中でいと小さき者。
お前の中から、わたしのために
イスラエルを治める者が出る。
彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる(ミカ5:1)