月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月2日(水)

エレミヤ3章 神に立ち帰る

「我々は恥の中に横たわり
辱めに覆われています。
我々は主なる神に罪を犯しました。
我々も、先祖も
若いときから今日に至るまで
主なる神の御声に聞き従いませんでした。」(エレミヤ3:25)

 神がイスラエルの背信と罪を告発されたのは、彼らを裁き、滅ぼすためではなく、「背信の子らよ、立ち帰れ。わたしは背いたお前たちをいやす」(22節)と呼びかけて、神のもとへと立ち帰らせるためでした。そして驚くべきことに、神は上記のような言葉を示して、このように言ってご自身のもとへ立ち帰ればよいのだと教えられたのです。

 イスラエルの人びとにとって「神に立ち帰る」とは、悔い改めて、シナイ山で結ばれた「神との契約に立ち戻る」ということでした。すなわち、神のみを信じて、神の言葉に信頼して生きるということでした。現在の私たちにとって「神に立ち帰る」とは、贖い主キリストを信じ、神に信頼して生きるということです。

 これは私たち人間が特別なことをするということではありません。人間が創造されたときの本来の姿に戻るということです。神を信じず、神を遠ざけて、神と関係なく生きるなら、生きる意味を見出すことができず、死にも希望を見ることができません。主イエスが来られたのは、人間を神との正しい関係に回復させて、癒やし、魂を憩わせるためだったのです。

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