月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月16日(水)

エレミヤ10章 ヤコブの神こそ、万物の創造者

ヤコブの分である神はこのような方ではない。
万物の創造者であり
イスラエルはその方の嗣業の民である。
その御名は万軍の主。(エレミヤ10:16)

 人類は太陽など自然を始めとして、さまざまなものを神とし、また神を「偶像」という見える形にしてきました。旧約時代、イスラエルの周辺の民族の神は、皆、偶像という形を持つ神々でした。しかし、イスラエルの人びとにご自身を示された神は、ご自身を形あるもの、偶像としてあらわすことを厳しく禁じられました。これは他に類のないことです。

 預言者たちは「偶像」の無力さを暴露し、また偶像であらわされる神などはいないと語りました。そして、イスラエルの神こそが万物の創造者なる真の神であると強調したのです(10章8、9、14、15節、イザ44章9〜22節)。

 では、なぜ、神はご自身を形によってあらわすことを厳しく禁じられたのでしょうか。それは神が霊であり、形あるものに閉じ込めることができないからではありません。それが唯一の理由ではなく、ヤコブの神となられた神、万物の創造主なる神は、天をその御座としつつも、霊なるお方として、ご自身を信じる人びとといつも、どこででも共にいてくださる神であるからです。

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