月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月3日(水)

エレミヤ36章 立ち帰るなら赦す

「巻物を取り、わたしがヨシヤの時代から今日に至るまで、イスラエルとユダ、および諸国について、あなたに語ってきた言葉を残らず書き記しなさい。ユダの家は、わたしがくだそうと考えているすべての災いを聞いて、それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない。そうすれば、わたしは彼らの罪と咎を赦す。」(エレミヤ36:2-3)

 「契約を守れば祝福、破れば呪い」という主の宣告は、出エジプト後すぐ、シナイ山で語られました。しかし、荒野の40年間、繰り返し神に背いてしまったので、約束の地に入る直前、もう一度申し渡しておくという意味で『申命記』が与えられました。

 「契約を守れば祝福、破れば呪い」という宣告は、シナイ山の時より『申命記』でのほうがずっと激しくなっています。それでも、心から悔い改めて立ち帰るなら赦すという契約が与えられました(申30章)。

 そこで神は、預言者たちを遣わし、背く民に、繰り返し立ち帰るよう呼びかけてこられたのです。それは、罪と咎のゆえに、約束の地がバビロンの手に陥るただ中でもなされました。エレミヤを通してユダの王に渡された巻物がそれです。

 そのとき王は、巻物を切り裂いて暖炉に放り込んでしまいました。しかし、それでも神は、もう一度同じことを巻物に書かせて、悔い改めて立ち帰るようにと迫られました。神の愛が迫っているうちに立ち帰りましょう。

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