月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月14日(日)

詩編69編 わたしは祈ります

あなたに向かってわたしは祈ります。
主よ、御旨にかなうときに
神よ、豊かな慈しみのゆえに
わたしに答えて確かな救いをお与えください。(詩編69:14)

 詩人は、恐ろしい苦難の中で主に祈っています。

 信仰者とそうではない人びととの違いは何でしょう。信仰者の幸いは何でしょう。それは、どのような時でも、どのような場所でも主と顔と顔を合わせ、祈ることができることでありましょう。

 詩人はここで、「御旨にかなうときに」救ってください、と祈っています。主も、「求めなさい。そうすれば、与えられる」(ルカ11章9節)と、祈るように招いておられます。祈りは必ずかなえられ、祈る者は慰められます。

 しかし、かなえられるのが、近い日なのか、遠い日なのか…、生きている間なのか、もっともっと先なのか…すべては主の御手にあります。主にすべてをお任せして祈ります。主は私たちの祈りをかなえ、「御旨にかなうときに」救ってくださいます。

 どうして主は祈りをかなえてくださるのか。それは主が、ご自身の子どもたちをいつでも何とかして守ろう、何とかして救い出そうという、熱情をもっておられるからです。ですから私たちも詩人と共にこう言うことができます。「あなたに向かってわたしは祈ります」と。

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