月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月19日(金)

マルコ4章 御言葉の種を蒔き続ける

「また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは30倍、あるものは60倍、あるものは100倍にもなった。」(マルコ4:8)

 多くの群衆を前に、主イエスは種蒔きのたとえを話されました。蒔かれた場所が悪かった種は実を結ばなかったが、良い土地に落ちた種は豊かに実を結んだという話です。種は御言葉を、土地は御言葉を聞く人を意味しています。私たちは、良い土地となって、しっかりと御言葉を受け入れ、その御心に従う実を結びたいと思います。

 ところで、すでに信仰をもって歩んでいる者は、種を蒔く側の立場からも考えるかもしれません。どれだけ御言葉を伝えても、茨に種を蒔くようで、なかなか受け入れてもらえないということがないでしょうか。日本という国そのものが、石や茨であると言われることもあります。

 しかし、私たち自身もかつては石や茨のようなものではなかったでしょうか。このたとえ話は、難しい土地があるということよりも、種はもう蒔かれており、良い土地を必ず見出して豊かに実を結ぶという約束を伝えているのではないでしょうか。

 ですから、私たちは、すぐに実らない現実に押しつぶされることなく、御言葉の成長する力を信じ、あきらめずに蒔き続けます。

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