月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月23日(火)

エレミヤ46章 神の僕よ、恐れるな

わたしの僕ヤコブよ、恐れるな。
イスラエルよ、おののくな。
見よ、わたしはお前を遠い地から
お前の子孫を捕囚の地から救い出す。
ヤコブは帰って来て、安らかに住む。
彼らを脅かす者はいない。(エレミヤ46:27)

 ユダの民は、エレミヤを通して語られた御言葉に聞き従おうとしませんでした。そして、エジプトの偶像にひれ伏しました。エジプトの神は、自分たちを祝福してくれる、と考えたからです。

 その際、主なる神は、一方で、エジプトに対しては、彼らを罰すると語られます。彼らがまことの神をあなどったからです。他方で、イスラエルに対しては、「恐れるな。おののくな」と語ってくださいます。そして彼らを救い出すと約束されます。神は、背いているにもかかわらず、ご自分の民を愛され、「わたしの僕ヤコブよ」と呼んでくださいます。

 さまざまな苦しみの中に置かれるとき、私たちは恐れを抱きがちです。苦しみの中には、経済的、肉体的、精神的な苦しみがあります。そのような苦しみの中で、私たちは、将来を考えて恐れるのです。このまま人生を歩んでいっても、苦しみは、常にわたしにまといつき、増し加わる、と思うからです。

 神は、さまざまな苦しみの中にある私たちを愛するが故に、イスラエルに語られたように「恐れるな。おののくな」と励ましてくださいます。

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