月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月29日(月)

エレミヤ48章 主の憐れみは世界に

モアブよ、お前は災いだ。
ケモシュの民は滅びた。
お前の息子たちも、娘たちも
捕囚として連れて行かれた。
しかし、終わりの日に
わたしはモアブの繁栄を回復すると
主は言われる。(エレミヤ48:46-47)

 かつて、私たちはまことの神も、救い主イエス・キリストも知りませんでした。そして、自分たちの神々を礼拝していました。神々を礼拝することは、突き詰めれば、自分を神とすることです。

 そのような人間の造り出した神々に対して、主は裁きを行われます。ですから、モアブの民に対して、「お前は災いだ」と語られます。また「ケモシュの民も捕囚としてつれて行かれる」と預言されています。共に、偶像の神々を礼拝し、自らの力を誇っていた民たちです。しかし、そのような民について、神は「終わりの日に、わたしはモアブの繁栄を回復する」と語られました。

 聖書はモアブ出身の女性であるルツについて語っています。このルツとボアズが結婚に導かれ、その子孫としてダビデが生まれます。そして、その家系からイエス・キリストがお生まれになるのです。このお方によって、モアブの繁栄は回復されることになりました。そのことは、世界の民に救いの福音が伝えられることを明らかにしています。私たちもこの福音によって救われているのです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.