月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月30日(火)

エレミヤ49章 神の主権による救い

わたしはエラムから王と貴族を滅ぼし
そこに、わたしの王座を据えると
主は言われる。
しかし、終わりの日に
わたしはエラムの繁栄を回復すると
主は言われる。(エレミヤ49:38-39)

 自分の人生だけでなく、人間の歴史が、人間を超えたお方によって導かれていることを思うときがあるのではないでしょうか。

 この章では、さまざまな国に対して、神の裁きが与えられることが語られています。それらの国々について、「脅しもうぬぼれもお前を支えはしない」(16節)、「わたしは、エラムの弓、彼らの最上の武器を折る」(35節)と書かれています。つまり、彼らは自分たちの力を誇り、知恵により頼んでいた、ということです。

 7節から33節までには多くの国々の名前が出てきますが、それらの国については裁きのことだけが語られています。しかし、エラムについては、権力者を裁くことが語られた後に、「しかし、終わりの日に、わたしはエラムの繁栄を回復する」と語られています。それは、神が多くの民の中から、御心に従って選ばれた民に祝福を約束された言葉です。

 私たちもまた、価値のない者ですが、この世の中から、神が選んで救いを与えてくださいました。この神の主権による救いの恵みを、今日、心に留めたいと思います。

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