月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年10月2日(木)

エレミヤ51章 主なる神は創造者

金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。
鋳て造った像は欺きにすぎず
霊を持っていない。
ヤコブの分である神はこのような方ではない。
万物の創造者であり
ヤコブはその方の嗣業の民である。
その御名は万軍の主。(エレミヤ51:17,19)

 まことの神を信じるように導かれるまで、わたしもまた、偶像に仕えていたことを思い出します。人間が考え出したさまざまな像の前で、手を合わせ、ひれ伏し、感情のおもむくままに、拝んでいたのです。

 エレミヤの偶像への批判は、遠い昔のこととは言えません。今でも、最先端の技術を誇るビルの屋上には、神々の社がまつられているからです。

 エレミヤは、イスラエルの民を捕囚としたバビロンの国に対して、主の裁きを宣言します。それは、国に対する裁きであると同時に、バビロンの神々に対する裁きです。

 バビロンの人々は、金細工人によって偶像を造り出しました。しかし、偶像には霊がなく、生きていないのです。エレミヤはそのような偶像に対して、ヤコブの神は万物の創造者であられる、と断言します。そして、ヤコブ(イスラエル)は、神の嗣業の民と言われています。

 私たちは、キリストによって救われ、主なる神を万物の創造者と告白し、信じる者とされました。その結果、これまで私たちを縛っていたさまざまな偶像礼拝から解放されているのです。

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