月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年10月9日(木)

マルコ10章 何をしてほしいのか

イエスが、「何をしてほしいのか」と言われると、二人は言った。「栄光をお受けになるとき、…あなたの右に、…左に座らせてください。」イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。盲人は、「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。(マルコ10:36-37,51)

 10章の終りには、二つの願いが続けて描かれています。ひとつはゼベダイの子ヤコブとヨハネの願いで、「栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください」というものでした。もうひとつは盲人バルティマイの願いで、「先生、目が見えるようになりたいのです」というものでした。

 この二つの願いは、対照的な結果を引き起こします。

 ヤコブとヨハネの願いは、ほかの十人を立腹させ、信仰の不協和音を生じさせました。二人は、実際のところ、自分たちが何を願っているのか、分かっていなかったのです。

 これに対して、「見えるように」と願ったバルティマイは、主イエスの道に従う者とされ、信仰の喜びに生きていきます。彼の願いの背後には、確かな信仰がありました(52節)。

 主イエスは、主に願いを打ち明ける一人一人に「何をしてほしいのか」と声をかけてくださいます。主イエスは、確かに私たちの願いを聞いてくださいます。きょう、私たちは主に何を願いましょうか。

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