月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年11月27日(木)

黙示録3章 我、ここに立つ

「わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。」(黙示録3:8)

 サルディスの教会は、「わたしはあなたの行いを知っている。あなたが生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。目を覚ませ。…どのように受け、また聞いたか思い起こして…悔い改めよ」(1〜3節)といわれました。

 サルディスの町が栄え恵まれているゆえに、人びとは安心し、自分の生活を楽しむことに重きを置いていました。その町の空気が、教会に影響を与えていたようです。眠っている信仰、活気のない信仰、塩気のない信仰に陥っている教会に、「目を覚ませ」と叫ぶ声が聞こえているのです。

 これに対して、フィラデルフィアの教会には、「わたしはあなたの行いを知っている。…あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。…あなたは忍耐についてのわたしの言葉を守った」(8、10節)といわれています。この教会は、迫害にも屈せず主に従い抜いたのです。

 安定しているように見えても主に叱られる教会があり、弱そうに見えても主からほめられる教会があります。人の前ではなく、主の御前に立ち、主の御言葉にのみ、依り頼みます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.