月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月7日(日)

詩編81編 感謝を以て主に従う

わたしの民よ、聞け、あなたに定めを授ける。
イスラエルよ、わたしに聞き従え。

わたしが、あなたの神、主。
あなたをエジプトの地から導き上った神。(詩編81:9-11)

 私たちの神礼拝は、「わたしたちの力の神に向かって喜び歌い、ヤコブの神に向かって喜びの叫びをあげよ」と促されてなすものです(2節)。それは「喜び」という言葉が繰り返されるように、心が伴うものであるべきです。

 だからこそ、私たちは「イスラエルよ、わたしに聞き従え。…あなたは異教の神にひれ伏してはならない」と命じられる主の戒めを、自分に語られたものとして真摯に聞くのです(9、10節)。私たちはさまざまな世俗化の影響や異教的な偶像に取り巻かれているからです。

 ではそうした信仰の従順は私たちにとって奴隷的であり、苦痛と感じられるでしょうか。聖書は私たちの信じる神をどのようなお方と教えているでしょうか。「わたしが、あなたの神、主。あなたをエジプトの地から導き上った神」。聞き覚えのある言葉だと思います。十戒の序言の言葉です。十戒は私たちを苦しめる審きの言葉ではありません。私たちが命の道に生きるようにと神が与えてくださった愛の戒めなのです。それゆえに、私たちは主への愛と感謝を以て従います。

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