月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月8日(月)

黙示録10章 神の秘められた計画の成就

「第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである。」(黙示録10:7)

 ヨハネの前にはもう一人の御使いが現れました。七つの雷の声は書き留めることを許されませんでしたが、その後語られた言葉がきょうの7節でした。それは驚くべきことに、神の秘められたご計画が良い知らせとして実現するというものだったのです。

 けれども、ヨハネが、巻物を受け取って食べると、口には蜜のように甘く、腹には苦かったと言われています(10節)。良い知らせですから、口には甘いものとして受け取られますが、それは悔い改めを迫り、審判を告げる言葉ですから、腹には苦いものとなります。

 また、神がお定めになっている最後の日、その時はもはや延ばされることはありません。ヨハネは、「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない」と命じられます(11節)。

 だからこそ、昔も今も、終わりに至るまで、甘くて苦い福音が叫ばれねばなりません。預言者たちによって伝えられ、主イエスによってもたらされた福音が、民族、国家、言語の違いを超えて、多くの人びとの心に届きますように。神の秘められた計画がそのとおりに実現しますように。

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