月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月13日(土)

黙示録15章 勝利のしるしを見上げて

わたしはまた、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。七人の天使が最後の七つの災いを携えていた。…わたしはまた、火が混じったガラスの海のようなものを見た。更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。(黙示録15:1-2)

 ヨハネは幻の中で、天に現れた裁きのしるしを見ました。七人の天使が携える最後の七つの災いは、神の最後の裁きを表しています。けれども、神の民にとって最後の裁きはむしろ勝利のしるしです。

 神はかつて、エジプトの奴隷として虐げられ、苦しめられていたイスラエルの叫び声を聞き、エジプトに裁きをくだされました。同様に神は、迫害の中にある神の民の嘆きを聞き、悪しき権力を裁かれます。

 その時、神の民は火が混じったガラスの海の岸に立っています。3節には、彼らがそこで、「モーセの歌と小羊の歌とをうたった」とあります。エジプトに対して神の裁きがくだされる中、イスラエルは葦の海を渡り、その岸で主を賛美しました。同様に、火のような試練の海を渡り、信仰の戦いに勝利した神の民も、喜びの中で、神への賛美をうたうことができます。

 どんなに厳しい迫害があっても、その中で惨めに殺されることがあっても、信仰を守りとおした者こそが勝利者です。信仰者には主の勝利が約束されています。主を賛美する時、私たちは既に世に勝利しています。

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