月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年3月9日(月)

イザヤ4章 主が必ず

主は必ず、裁きの霊と焼き尽くす霊をもってシオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めてくださる。(イザヤ4:4)

 もし、聖なる神が、罪ある者をこの世界から滅ぼし尽くされるとしたら、どうなるでしょう。誰ひとり、その裁きを免れることができません。なぜなら、罪のない者は一人としていないからです。しかし、罪を放置すれば、いつかは罪が力を失って、自然消滅してしまうものなのでしょうか。そうでないことは、罪の歴史が物語っています。むしろ、罪は悪い病気のように、手の施しようがないほどにまで増え広がります。

 その罪の問題に対して、「主は必ず…洗い…すすぎ清めてくださる」とイザヤは語ります。神の御言葉は、罪に対する裁きが必ずあることを宣言すると同時に、主の一方的な恵みの業だけが、人を清めて神の御前に立たせることができると希望を語ります。

 こうして救われた者たちのために、「主は、昼のためには雲、夜のためには煙と燃えて輝く火を造って、シオンの山の全域とそこで行われる集会を覆われ」ます(5節)。昔エジプトから脱出したイスラエルを守られたように、主は救われた者たちを一つの民として礼拝に集め、守ってくださいます。

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