月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年3月31日(火)

マタイ23章 偽善者の不幸

律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。人々の前で天の国を閉ざすからだ。自分が入らないばかりか、入ろうとする人をも入らせない。(マタイ23:13)

 「蛇よ、蝮の子らよ、どうしてあなたたちは地獄の罰を免れることができようか」(33節)。主イエスは、怒りにより目の色を変え、何度も一つのことを語られました。偽善者は不幸であるということです。偽善者だけは、天国に入れないからです。

 そもそも幸いまた不幸とは何でしょうか。それは、ただ一点、主イエスとの交わりがあるかないか、にかかっています。主イエスと共に生きることができたら、まさにそこが天国です。

 それなら、私たちのような罪人でも天国に入れるのに、どうして偽善者だけは入れないのでしょうか。彼らは、神の評価ではなく人の評価を重んじているからです。神の真実、つまり、主イエスとその赦しを必要としないからです。彼らは、言わば、信仰のない表面的な信者で、天国に入ろうとしないからです。

 この不幸の説教を、自分自身に向けても語られていると聴き取り、なおのこと主イエスにより頼むなら、私たちは偽善という恐るべき不幸から解かれ、自由にされます。きょうもここで、天国の幸いを喜び、感謝しつつ歩んでまいりましょう。

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