月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月3日(日)

詩編99編 主は聖なる方

我らの神、主よ、あなたは彼らに答えられた。
あなたは彼らを赦す神
彼らの咎には報いる神であった。
我らの神、主をあがめよ。
その聖なる山に向かってひれ伏せ。
我らの神、主は聖なる方。(詩編99:8-9)

 「我らの神、主は聖なる方」と賛美を受けておられるお方は、天地万物の創造主です。その主なる神は、徹底して罪を嫌われ、憎まれます。イスラエルの歴史を振り返ると、神によって選ばれ、神の民とされた人々が、エジプトの国を出て間もなく、いとも簡単に主なる神への信仰を捨て、神ならぬものに心を惹かれる様に驚かされます。

 民は、主に対して感謝と賛美を献げる代わりに、不平、不満を呟きましたが、その度に、主の祭司であるモーセやアロンのとりなしによって、主は、民の不信仰を赦されました。また、民が、強力なペリシテ軍に脅かされて主に助けを求めて叫んだときも、サムエルのとりなしの祈りによって、イスラエルを救い出されました。

 主なる神は、いつでも仲保者の祈りととりなしに耳を傾けてくださいます。我らの神、「聖なる方」は、罪を罰しますが、憐れみに富み、「赦す神」でもあります。

 私たちは、永遠の大祭司、唯一の仲保者であられる主イエス・キリストの十字架の贖いととりなしによって、大胆に「聖なる方」の御座に近づくことができます。

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