月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年5月22日(金)

1テモテ6章 真の命を得るために

もっとも、信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です。なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。真の命を得るために、未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと。(1テモテ6:6-7,19)

 使徒パウロは、この手紙の中で繰り返して「信心」を勧めました。それは、私たちに命を与えてくださった神の御前に満ち足りて生きることです。同時に、神に負うべき義務を果たすことでもあります。

 「満ち足りることを知る」とは、私利私欲ではなく、キリストの恵みによって満たされることです。それは、死の時にも決して奪われることのない、永遠の祝福の中を生きることです。

 「なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。」

 信心は、私たちの命が主のものであることへの感謝を呼び起こします。そして、最も貴いものは、キリストに贖われた他でもない「自分」であり、「あなた」自身であることに気づきを与えます。

 この手紙の最後で、主イエスを賛美する頌栄の言葉と共に、「真の命」を目当てとする「信心」が示されます。キリストの再び現れる日を待ち望みつつ、今からしっかりと、「自分のために堅固な基礎」を築きましょう。

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